小説のアドバイス
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久々に小説を書きました。しかし、しばらく文章を書いていなかったせいか、拙く見えてしまいます。
以下に自作小説の冒頭部分を載せるので、アドバイスをお願いできないでしょうか?
※このサイトの仕様上、字下げはできないのでしていません
▽
青い空の下、桜の雨が降り注ぐ。灰色を埋め尽くすそれは絨毯と例えるに相応しい。一見、和やかに見えるが、点々と混じる赤黒い血の跡がその雰囲気を壊す。
気づけば、彼女の影を追っていた。
コンクリートのやや長い階段を下から睨む。
すると、睨んだ先に人影ができた。ポケットに片手を入れ、淡々と下りてきた彼は自分を見るなり顔を顰める。しかし、足が止まったのは一瞬で、すぐに歩みを再開させた。
先輩相手に失礼なやつだ。
彼、藤宮の家はこの階段の先にある。恋人の家と近かったから覚えている。もっとも、彼は今、別の家に居候中なのだが。
黙ってすれ違うその背中に、俺は声を投げた。
「この事件、お前はどう見てる?」
藤宮の歩みが止まる。
それは、この階段で起きた二人の男女が転落した事件のことだ。この事件により、男は死亡し、女は意識不明の状態となっている。
「吉井先輩と同じですよ」
後輩は背中を向けたまま一言だけ返すと、また歩き出した。
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